2014年11月6日木曜日

リビア 首都、トリポリと古代トリポリタニアの三都の遺跡

Google Map
➛リビアは、アフリカ大陸の北部、地中海に面しており、気候は温暖です。サハラ砂漠の一部で、国土の大部分を砂漠が占め、南部には山脈が走り、降水は北部の地中海沿岸にわずかにあります。
リビア砂漠南部の風景
➛オススメ動画 膨れあがる難民キャンプ、その現状

リビア 首都、トリポリと古代トリポリタニアの三都の遺跡
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リビア オアシス都市、ガダミスの景観
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リビア 首都トリポリ マルクスアウレリウスの凱旋門 新 Google Map で展開
リビア 首都トリポリ マルクスアウレリウスの像 Bing で検索画像展開

トリポリの町並み

新市街の景観

➛マルクスアウレリウスの凱旋門は、マルクス・アウレリウスと、ルキウス・ヴェルス両皇帝を讃えるもので、彫刻の絵は当時この街がおかれていた状況を如実に物語っています。
マルクスアウレリウスの凱旋門

教会

旧市街 市場

➛トリポリタニアの三都のひとつであり、リビアの首都でもあるトリポリは、ヴァンダル王国の時代にリビア地域の中心都市として発展し、645年にイスラム帝国に併合されたのちは、シチリア王国に一時占領された時期を除いてチュニジアやエジプトのムスリム(イスラム教徒)諸勢力の支配下にありました。
旧市街の入口

➛1510年にスペインによって征服され、1530年からマルタ騎士団の支配下に入りましたが、1551年にオスマン帝国が征服して西トリポリ州の州都に定められました
ジャマヒリーヤ博物館

➛その後、イタリアの植民地支配から、第二次世界大戦中の1943年のイギリス軍による占領を経て1951年に独立したリビアの首都となり、同国最大の都市として政治、経済、文化の中枢に発展します。
1986年にはカダフィ大佐の暗殺を狙い、アメリカ空軍および海軍が空爆しました。
ジャマヒリーヤ博物館

➛トラーブルス・キャッスル

モスク

中央図書館

ムーレイモハメッドモスク

ガダーミスの小さなオアシス

室内の装飾

旧市街

町並み

モスク

小さなカフェ

家屋

➛レプティス・マグナは、首都トリポリの東130kmに位置するアル・クムス市にある古代ローマ時代の傑出した都市遺跡で、トリポリタニアの三都のひとつであったと同時に、アフリカ初のローマ皇帝セプティミウス・セウェルスを輩出した都市として知られ、その治世(西暦193年頃)に絶頂期を迎えました。
レプティス・マグナの遺跡

➛後に衰退し砂に埋もれてしまい、1921年になって再発見されました。今日、レプティス・マグナの遺跡は、北アフリカにおけるローマ都市遺跡の中でも屈指の印象深さを誇るものとして佇んでいます。
レプティス・マグナの遺跡

レプティス・マグナの遺跡

➛サブラタは、古代トリポリタニアの三都市のうち、最西端に位置した都市で、現在のリビアの北西端ザウィア市に位置します。サブラタ港の建造は古く、おそらく紀元前500年頃にフェニキア人の交易拠点として建造されたものです。
死者記念塔

➛サブラタの遺跡で有名なのは、3層構造を保っている雄大な3世紀の劇場ですが、そのほかにもリベル・パテル(ディオニュソスと同一視される酒の神)、イシス、セラピス (Serapis) などに捧げられた神殿群があります。
劇場跡

遺跡

➛タドラルト・アカクスは、サハラの一部にあたるリビア西部の砂漠地帯です。この地域の特色は先史時代の岩絵が多数現存していることで、「タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群」の名でユネスコの世界遺産にも登録されています。
アカクスの景観

➛紀元前12000年頃から西暦100年頃に至るまでに描かれた岩絵は、この地域の文化的・自然的変化を反映しています。岩絵には、ゾウ、キリン、ラクダなどや馬に乗った人が描かれ、タッシリ・ナジェールの岩絵と同じく、かつてこの地が緑の大地であったことを教えてくれています。
タドラルト・アカクスの岩絵

人々を描いた岩絵

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