2013年10月29日火曜日

クロアチア 危機を脱した世界遺産、ドゥブロヴニクの旧市街

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➛イタリアを対岸に望むアドリア海に面したクロアチアのドゥブロブニク旧市街は、「アドリア海の真珠」と称えられ、14世紀、東西貿易の要衝として栄えた自治都市の面影が色濃く残されています。
➛要塞
➛オススメ動画 UNIQUE DUBROVNIK

クロアチア 危機を脱した世界遺産、ドゥブロヴニクの旧市街
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空から街並み拝見(Google Earth)

➛周囲の長さわずか2キロメートルほどの小さな街、ここには、14世紀以来、ヨーロッパで最初期に作られた薬局や孤児院などの福祉施設があり、上下水道などの公共施設も充実しています。その背景には、貿易で利益をあげた商人たちが、その金を独占することなく、街のために使ったことにありました。
➛城門

聖ブレーズ教会

大聖堂

階段

➛イグナチオ教会



ルザ広場

➛1991年のユーゴスラビア内戦の中で破壊され、ユネスコの危機遺産リストに載せられたドブロブニクですが、平和がもどるとドブロブニクの市民は直ちに街の再建に取り組みます。古文書を調べ、破壊された様式を守り、同じ石材を集め、すべてを元通りに修復・復元しようとしたのです。
旧市街を囲む城壁

城壁

➛材料を加工する道具は、昔と同じものを作って使用し、瓦も昔と同じ色・形のものを造りました。街の再建には多くの専門家や、外国からのボランティアが参加して進められました。
ドゥブロヴニクにて

石畳のメインストリート

➛そうした努力が実を結び、内戦終結から3年後の1998年、ドブロブニクの街はその美しさを取り戻し、危機遺産から脱したのです。
旧市街の店

ドゥブロヴニクにて

ドゥブロヴニクにて

➛ドゥブロヴニク城

2013年10月25日金曜日

イタリア 世界遺産、フィレンツェ歴史地区

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➛フィレンツェはメディチ家統治時代にルネッサンス文化が花開いた街で、中心部はフィレンツェ歴史地区として世界遺産に登録されています。
➛フィレンツェ歴史地区の夕景
➛オススメ動画 世界遺産、フィレンツェ

イタリア フィレンツェ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 ヴェッキオ宮殿)
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➛メディチ家は、ルネサンス期のイタリア・フィレンツェにおいて銀行家、政治家として台頭。フィレンツェの実質的な支配者として君臨し、後にトスカーナ大公国の君主となった一族です。その財力でボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ヴァザーリ、ブロンツィーノ、アッローリなどの多数の芸術家をパトロンとして支援し、ルネサンスの文化を育てる上で大きな役割を果たしたことでも知られています。
➛サンタ・マリア・ノヴェッラ駅

➛サンタ・マリア・ノヴェッラ教会は、9世紀ごろ、この地にあったサンタ・マリア・ヴィーニェ礼拝堂が起源です。その後、1211年にドミニコ会の修道士がこの地に新たな教会を建てることとしたのが、現在の教会で、当時、修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたのが、世界最古の薬局といわれるサンタ・マリア・ノヴェッラであり、800年以上経た今でも続いています。
➛サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

➛街角の風景

➛サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、フィレンツェにあるキリスト教・カトリックの教会です。フィレンツェの大司教座聖堂であり、ドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成されています。
➛サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

➛サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、天蓋の見上げ『最後の審判』です。
➛最後の審判

➛サンロレンツォ聖堂

➛中央市場

➛ヴェッキオ宮殿前のL字形の広場「シニョリーア広場」は、周辺にヴェッキオ橋、ドゥオモ広場、ウフィツィ美術館へ向かう道などがあり、観光客も多く、地元民の待ち合わせ場所にもなっています。
➛シニョリーア広場

➛ロッジア・ディ・ランツィは(ランツィの回廊)は通りに面して柱間の広いアーチが3つ並んでおり、屋根はあるが事実上、野外彫像展示場になっています。
➛ロッジア・ディ・ランツィ

➛ロッジア・ディ・ランツィの彫像

➛ヴェッキオ宮殿は、現在は市役所であり、要塞を思わせる凹凸のある大きなロマネスク様式の宮殿で、トスカーナ州でも最も印象的な市役所となっています。
➛ヴェッキオ宮殿(市庁舎)

➛サンタ・クローチェ聖堂は、フランシスコ会の世界最大の教会です。この聖堂は、ミケランジェロ、ガリレオ、マキャヴェッリ、ジョヴァンニ・ジェンティーレ、ロッシーニといった有名なイタリア人たちの埋葬場所でもあります。
➛サンタ・クローチェ聖堂

➛バルジェロ美術館は、かつてはバルジェロ宮殿、あるいはポポロ宮殿とも呼ばれ、兵舎と監獄として使われていました。この美術館にはミケランジェロの名作とされているバッカス像、聖母子像、ブルトゥス像、ダヴィデ=アポロン像などが収蔵されています。
➛バルジェロ美術館

➛ウフィツィ美術館は、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つであり、またイタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大のものです。メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館であり、イタリアルネサンス絵画の宝庫でもあります。
➛ウフィツィ美術館内部

➛ウフィツィ美術館は、ドーリア式の回廊の上に2階、3階部分が建設されたルネッサンス様式の建築物で、全体としては巨大なU字型をしています。(写真の奥はヴェッキオ宮殿)
➛ウフィツィ美術館

➛アカデミア美術館は、フィレンツェ美術学校の美術館です。
➛アカデミア美術館

➛ヴェッキオ橋は、アルノ川に架かる橋でフィレンツェ最古の橋です。河川の氾濫などで何度か建て直されており、現在の橋は1345年に再建されたもので、橋の上に宝飾店が建ち並んでいることで知られています。
➛ヴェッキオ橋

➛ピッティ宮殿は、ルネサンス様式の広大な宮殿で、トスカーナ大公の宮殿として使用されていました。アルノ川の西岸に位置し、ウフィッツィ美術館とはヴァザーリの回廊を通じて結ばれています。
➛ピッティ宮殿

➛ピッティ宮殿 庭園より

➛ボーボリ庭園 円形劇場

➛ボーボリ庭園は総面積4万5000m²の大庭園です。コジモ1世はアンマンナーティに対して「貴人だけの場所であるから、庭園には誰も入ることが出来ないようにしたい」という手紙を送っている。その後、17世紀にようやく完成をみました。園内にはヴァザーリの回廊のピッティ宮殿側出口や、「ブオンタレンティの洞窟」、「円形劇場」などがあります。
➛ボーボリ庭園

➛ベルブェデーレ要塞

2013年10月23日水曜日

ブルガリア ヨーロッパ最古の都市のひとつ、ソフィアの景観

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➛名所・史跡を投稿画像で紹介。
➛ブルガリアは、ヨーロッパでありながらアジアの雰囲気が漂います。バルカン半島の要地にあるこの国は常に異民族の干渉を受け、オスマン朝には14世紀後半から約500年間も支配され続けました。現在でもトルコ系住民が多く、イスラム寺院と教会が並ぶというような異文化が混在した独特の雰囲気には、こういった歴史的背景が大きく影響しています。
➛ソフィア中央駅は、首都ソフィアにあるターミナル駅で同国最大の鉄道駅です。ソフィア中心部の北側1kmの場所にあって、マリールイーズ大通りに面しており付近にはソフィア中央バスステーションなどがあります。
ソフィア中央駅
➛オススメ動画 「Sofia (Bulgaria)」

ブルガリア ヨーロッパ最古の都 市のひとつ、ソフィアの景観
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➛首都ソフィアは、ブルガリアの政治・経済・文化・教育の中心地で、ヨーロッパ最古の都市のひとつであり、その歴史は7千年以上に及びます。有史以前の集落跡が現在のソフィアの中心、王宮の付近などで見つかっています。
ソフィア中央駅にて

➛トラムはソフィアの典型的な交通機関です。
旧式のトラム

➛民兵の記念碑

➛聖ニコラス教会

➛ProCredit銀行

➛ソフィアのモール

➛商工会議所・裁判所(宮殿)

➛聖ネデリャ教会

➛ソフィアのシンボル記念碑

➛聖ペトカ教会は、中世ブルガリアに建てられたブルガリア正教会の聖堂で、その高さの半分ほどは地面を掘った穴の中にあります。教会は今もソフィアの中心部となっている地区に建っており、現在はツム・デパートの地下道に接続しています。
聖ペトカ教会

➛ツム・デパートは、、ソフィア最古で最大のデパートです。
ツム・デパート

国立外国アート・ギャラリー

中央ソフィアマーケットホール

➛公共温泉浴場は、マヨリカのタイルで飾られた浴場で、1911年に完成しました。
公共温泉浴場

➛聖ゲオルギ聖堂はローマ時代後期の紀元4世紀のキリスト教聖堂です。聖堂は赤いレンガで作られ、ソフィアで現存する最古の建物とされていて、聖堂のドーム中央にある中世のフレスコ画は12世紀-14世紀のものです。
聖ゲオルギ聖堂

国立美術館(元王宮)

ロシア教会

➛黄金色のドームを持ったアレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、20世紀初期に立てられたもので、 露土戦争によってブルガリアを解放した20万人のロシア帝国の兵士を称えて建設されました。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

ロシア帝国のアレクサンドル2世の像

科学アカデミー

スラヴェイコフ広場

国立文化宮殿

➛国立歴史博物館は、東ヨーロッパで最大の博物館のひとつであり、65万点を越える品を収蔵しています。古代トラキア人の宝物や、古い武具や武器類、中世の教会の石碑などが収められています。
ブルガリア国立歴史博物館

➛世界遺産のボヤナ教会は、ソフィア郊外のボヤナ地区に建っているブルガリア正教会の教会堂で、元々は10世紀後半ないし11世紀初頭に建てられたものであり、西翼が拡張され、現存する形が完成したのは19世紀半ばのことです。この教会の世界的な知名度は、主として1259年に遡るフレスコ画に負っています。
ボヤナ教会