2012年3月5日月曜日

東京 東京都交通局、下町情緒が味わえる「荒川線」

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➛かっては「都電」として親しまれた東京の路面電車は、1911年に開業しました。最盛期には200kmを超える営業距離を持ち、都心部の主だった通りには、必ず都電が走っていましたが、昭和30年代のモーターリゼーションの発展などから、数次にわたって廃止され、現在では一部を残すのみとなっています。
「都電荒川線」の起点は南千住の三ノ輪橋電停です。
三ノ輪橋電停
➛オススメ動画 都電荒川線、三ノ輪橋 7000形電車到着


東京 都電 荒川線(三ノ輪橋 飛鳥山 早稲田)
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空から街並み拝見(Google Earth)

➛三ノ輪商店街では荒川線にちなんだ玩具や地ビールなどを扱っており、それを求めに来る観光客やフアンが大勢いるそうです。
三ノ輪商店街

➛三ノ輪橋電停を出発すると、住宅街の裏をすり抜けるように専用軌道を進んでいきます。
荒川区役所前電停

➛荒川区役所前電停を過ぎると、右手に続く緑は荒川自然公園です。
荒川自然公園

町屋駅前

➛王子駅前電停からJRのガードをくぐると右手に音無川親水公園を目にします。古くから景勝の地として親しまれた石神井川の旧流路に整備された公園です。
音無川親水公園

➛荒川線は「飛鳥山公園」脇の急坂を上がっていきます。自動車に囲まれ窮屈そうに走る景観は、かっての都電の姿を彷彿させ、懐かしくもあります。
王子駅前電停~飛鳥山電停

飛鳥山博物館

滝野川一丁目電停

東池袋四丁目電停辺り

➛夏目漱石などの墓で知られる雑司ヶ谷霊園を左手にします。
雑司ヶ谷電停

学習院下電停

➛終点の早稲田駅電停です。線路を挟むように設置されたホームには上屋がかけられ、なかなか立派な電停となっています。最寄り駅は「早稲田大学」内を抜けて15分ほど歩いた営団地下鉄東西線の早稲田駅。乗り換えは不便で、荒川線が残った理由の一つを実感します。
早稲田駅

2012年3月2日金曜日

チェコ 世界遺産、クロムニェジーシュの 庭園と城

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➛チェコ東部の町クロムニェジーシュに17世紀、この地方の司教の城と庭園が造られました。現在でも保存状態が良いバロック様式の城と庭園で、特に「喜びの庭」という名の庭園は、完璧なバロック様式の庭園として後のヨーロッパの宮殿庭園に大きな影響を与えました。また、この城と庭園は映画「アマデウス」のロケにも使われたことで知られています。
➛クロムニェジーシュ城
➛オススメ動画 Gardens and Castle at Kroměříž (UNESCO/NHK)i

➛当時、カトリックの教区は一つの国のようなもので、その統率者である司教は国王同様の富と権力を持っていました。城の中には、政策を決めた会議室や裁判所、司教がつくった貨幣の展示などがあります。司教とは宗教だけでなく政治経済・司法まで司る存在だったのです。城の食堂は贅を尽くした大広間で、天使たちが掲げる司教の肖像画が天井に描かれています。
➛クロムニェジーシュ城

➛クロムニェジーシュの庭園

➛草花が美しい幾何学模様の庭園は、着飾った貴族と貴婦人たちが集まる場所でした。そこには、栄華を享受した司教たちの姿がうかがえます。
➛クヴィエトナー庭園

➛教会