2011年8月17日水曜日

フランス 世界遺産、フォンテーヌブロー宮殿の景観

Google Map
➛フォンテーヌブロー宮殿は、セーヌ=エ=マルヌ県に在する、フランスで最も大きな宮殿です。建物は中庭を囲むように広がり、フォンテーヌブローの街がかつての王の狩猟場(フォンテーヌブローの森)跡を取り囲むように発展しています。
フォンテーヌブロー宮殿
➛オススメ動画 Castillo de Fontainebleau フォンテーヌ・ブロー宮殿


➛フォンテーヌブロー宮殿(ストリートビュー)
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➛フォンテーヌブロー宮殿を、上記のストリートビューを使って、散策します。

➛11世紀以来、王家の狩猟場として愛されたフォンテーヌブローの森に、16世紀前半、フランス初の本格的なルネサンス様式の豪華な宮殿を建築したのはフランソワ1世でした。宮殿の入り口は、ローマの皇帝マルクス・アウレリウスの騎馬像が、かつて置かれていたことに由来する「白馬の中庭」です。
白馬の中庭

➛白馬の中庭を中心に構成されたフォンテーヌブロー宮殿です。
中庭を囲む建物

➛フランソワ1世の元で建築家のブルターニュのジルが南門「Porte Dorée(黄金の門)」を含む「Cour Ovale(楕円宮廷)」の建物のほとんどを建築しました。王は建築家のセバスティアーノ・セルリオとレオナルド・ダ・ヴィンチをもフランスに招いています。
黄金の門

楕円宮廷

➛フランソワ1世の名のついた「フランソワ1世の回廊」や祝宴と祭典のための広間である「舞踏会の広間」はこの時代のもので、ルネサンスの香りの漂う見事な装飾
が見所です。
フランソワ1世の回廊

➛舞踏会の広間では、代々の王が華やかな祝宴や祭典を催しました。
舞踏会の広間

➛ディアナの回廊は、元々はアンリ4世の時代に王妃のために作られた部屋で、ディアナの神話と国王の戦勝を題材とした装飾がなされた長さ80m、幅7mの回廊です。
その後、ナポレオン1世が修復し、王政復古後にナポレオン3世が図書室に改造しました。ナポレオン1世の蔵書約1万6千冊が所蔵されています。
ディアナの回廊

宮殿にて

➛ルイ13世の間は、1601年、この部屋で後のルイ13世となる王子が誕生、父のアンリ4世はそれを記念してこの部屋を豪華に改装しました。その後、しばらく、この部屋は主に公務や謁見のために使用されていました。
ルイ13世の間

➛玉座の間は、元々は国王の寝室でしたが、1808年にナポレオン1世が「玉座の間」に改装し、毎週日曜日にこの部屋で推薦の儀式や宣誓の儀式が行なわれました。
玉座の間

➛皇后の寝室は、16世紀末から1870年までの歴代の王妃や皇后(ルイ14世の王妃アンヌ・ドートリッシュや悲劇の王妃マリー・アントワネット、ナポレオンの妻ジョセフィーヌ、最後の皇帝ナポレオン3世の皇后ウージェニーなど)の寝室として使用された部屋です。
皇后の寝室

➛鯉池は、アンリ4世がロレーヌ公からの贈られた鯉60匹をこの池に放したことから名づけられました。16世紀からこの池では祝祭が行なわれるようになり、水上槍試合や花火大会が開催されました。
鯉池

宮殿と公園

宮殿と公園

フォンテーヌブローの森

ナポレオン・ボナパルト広場

ナポレオン・ボナパルト広場

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